2014年12月4日に発売、吉田の初めての著書です。
アマゾンでの受注生産方式ですので書店には並んでおらず、ネット限定の販売です。
飲食店の店長を対象に、基本的なことを中心に事例を含めて書き上げました。
~目次~
序章 店長は人間育成業
1.業績は店長によって上下10%以上は変わる
①売上の最大要因は「人」
②基本を素直に学び、理解する
③人を成長させられる人しか成長しない
2.店長!あなたは工場長ですか?! 飲食店の店長ですか?!
①人不足による二極化
②人生の1ページに必ず出てくる飲食店
3.店長は店舗の経営者、そして人間育成の要
①失敗の経験より
②人間育成
第1章 まだまだ現場で出来ることはある!!
1.一番商品とクチコミ
①一番というクチコミ要素
②一番が新規客を呼び込む
2.商品を育てる
①一番商品は全員で作り上げるもの
②「売る」と「買われる」の違い
③工夫一つで一番になる可能性
3.物販店と飲食店の大きな違い
①滞在時間とQSC
②飲食業はエキサイティングな商売
4.現場ですぐに出来ること
①お見送り~お見送りは感謝の表現、終わりよければ全て良し
②お迎え~お出迎えは第一印象、そこで大半は決まってしまう!
③オーダー~お客様の満足はオーダーから、共に考えてあげる
④声というBGM~やらされている声は、お客様には通じない
⑤レジでの対応~支払いは最も気を使うもの
⑥クレーム対応~クレームは店をよくする大きなエネルギー
第2章 どうやって業績を上げたらいいのか!?
1.基本的な売上の考え方
①売上の公式から分かること
・マーケティングの公式
・シェアからの行動
②客数アップ
・新規客と固定客
・新規客は忙しい時に来店される確率が高い
・新規客の心理
・常連客は認められたい
・3回安定の法則
・忙しい時間帯の客数アップ
③客単価アップ
・PI値を算出する
・PI値と顧客満足度
・良い客単価アップと悪い客単価アップ
・「売る」接客へ
④平均客単価とテーブル客単価
・客単価と滞在時間、そして移動距離は比例する
・テーブル客単価で店の実態を把握する
⑤昼と夜の利用動機
⑥価格の心理と利用動機
・予算と予算帯
・業態や商品価値は1.5倍ごとに分かれている
・すぐに手が出る3分の1の価格
⑦販売促進
・目的を明確にする
・店を知っていただく努力
・店のレベルが低い時の販促は、失敗する可能性大!
⑧店が醸し出す雰囲気
・理論よりも情熱
2.基本的な利益の考え方
①原価率の1%上昇は売上にどれだけ影響するのか?
②何日の在庫を抱えていますか?
③原価意識を持つ
④人件費は最大の経費、しかし最高に付加価値を出すのも人件費
・人の成長と人件費
・シフト表の活用
・ピーク時の対応
⑤売上はミクロに、経費はマクロに
3.忙しい時がその店の、その人の実力
①暇な時の販売促進は、費用の無駄使い
②忙しい時に満足を提供できなければ、売上はダウンする
③忙しい時の仕組みづくり
④忙しさへのチャレンジ
第3章 どうやって店をまとめ成長させればいいのか!?
1.発生する問題のほとんどは人間関係、それを円滑にするのがコミュニケーション
①人間関係がうまくいってない職場は、お客様にも伝わってしまう
②まずは従業員を知ることから。基本情報を頭に入れる
③長所を見つける
④コミュニケーションの種類と組織体のコミュニケーション
⑤エネルギーを出させる
2.リーダーシップの取り方
①上司は部下のサポーター
②トップダウンとボトムアップ
③状況に応じた3つのリーダーシップ
④2-6-2の法則
⑤店長として最低限守るべきこと
⑥組織と中間管理職としての役割
⑦理と情のバランス
3.具体的な目標
①数字だけではどう動いていいのかわからない!
②どんな店にしたいかを分解して考えてみる
4.従業員の育成
①仕事を与え続ける
②モデルを作る
③他人に教えることで本人が本当に理解する
④1:1.6:1.6の二乗の法則
5.自分自身の成長
①思いやりと仕事の優先順位
②最低3ヶ月後を描いて考え行動する
③走りながら考える
④素直、プラス発想、勉強好き
⑤師と友づくり
⑥お金との付き合い方
⑦一流の店長を目指す
第4章 これからは店長の時代!
1.飲食店の店長は素晴らしい仕事
①エキサイティングな職場
②常にお客さまと接している
③組織のトップである
④食に携わる
⑤成長できる環境
2.飲食業の未来
①大きな分岐点に立つ飲食業
②半歩先を歩む飲食業
③生産者の代表でありパイプ役
④中小飲食店の時代がやってくる
3.店長の時代はそこまで来ている!!
①一歩踏み出して仕事をしてみる
②本当にやりたいことに挑戦してみる
③未来は大きなチャンスが待っているー店長の時代
あとがき